【マイルＣＳ】ミスターＸ　ストロングリターンの安定感信頼

　京都メーン１１Ｒ・マイルＣＳ（Ｇ１）は、今春に行われた同じマイルＧ１の安田記念出走馬が大半の１１頭を占めるメンバー構成。新興勢力の３歳馬の勢いは侮れないが、Ｇ１を勝ち切るだけのインパクトは感じない。ならば、安田記念の覇者ストロングリターンを素直に信頼できる。マイルＣＳは初出走だが、昨年の安田記念でも２着と、マイルＧ１での安定感は抜群だ。

　最終追い切りは厩舎３頭出しの僚馬リアルインパクト、ファイナルフォームと豪華な３頭併せ。手応えは最後方を追走したストロングリターンが圧倒していた。秋初戦の毎日王冠（７着）を叩いて、型通り良化。中５週のゆったりローテを組んで、ここ目標に仕上げられてきた。

　春の安田記念は僚馬リアルインパクトが早めに仕掛けて、シルポートの逃げ切りを封じ、後方に控えたこの馬に有利な流れを生み出した。３頭出しの今回も前で流れに乗る後輩馬２頭が、この馬好みの流れを演出してくれるはずだ。

　馬単（１３）から（１）（６）（７）（１０）（１１）（１６）