【秋華賞】アイス急上昇！松岡絶賛「凄くいい」

＜秋華賞＞ウッドチップコースで追い切るアイスフォーリス

　トライアルの紫苑Ｓでは５着に終わったオークス３着馬アイスフォーリスが、急上昇を告げるダイナミックな動きを披露した。

　１週前に併せ馬でびっしり追っており、最終調整はＷコースで単走。前半はゆったりと進み、直線で鞍上の松岡が仕掛けると四肢をいっぱいに伸ばしてゴール版を駆け抜けた。「状態は凄くいい。硬さもないし、先週より一段と良くなった」と松岡が笑顔を見せれば、相沢師も「オークスと同じくらいの状態」と体調アップに太鼓判を押した。

　紫苑Ｓは休み明けに加えて、開幕週の超高速馬場で大外枠（１７番）と厳しい条件が重なったもの。この１戦で評価を落とすのは早計だ。松岡も「器用に立ち回れるので、京都芝２０００メートルに替わってマイナスはない。強気な競馬で、悔いのないレースをしたい」と真っ向勝負を誓っていた。