ディープ産駒アクアマリン、エ女王杯“逆輸入出走”も

[ 2012年10月11日 06:00 ]

 ディープ産駒が日本のG1へ“逆輸入出走”する可能性が出てきた。日本産馬のフランス調教馬アクアマリン(牝4=デルザングル)が、エリザベス女王杯(11月11日、京都)に登録したことが10日、分かった。デルザングル師はスポニチ本紙の取材に対し「選出されれば行きたい気持ちはある。馬場が緩い方がいいタイプなので、硬い馬場だと心配だが、馬の状態は非常にいい」とコメント。凱旋門賞と同日に行われたオペラ賞(G1)をルメール騎乗で圧勝したリダシーナ(牝3=同)も女王杯に登録。「ぜひ2頭で行きたい」と同師は語った。

 アクアマリンは馬主のウィルデンシュタイン家が母アンジェリータを日本に送り込んで種付けして生まれた日本産馬。4月のアレフランス賞(G3)で昨年の凱旋門賞2着馬シャレータを差し切って重賞Vを決めた。ディープ産駒の海外調教馬が日本のレースに参戦すれば初めてのことになる。

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2012年10月11日のニュース