池江泰郎氏「大きな大きな太陽が消えた」…浅見国一氏を悼む

[ 2012年5月30日 07:44 ]

 騎手として菊花賞2勝など重賞16勝、調教師としてもオークスを2勝するなど活躍した元JRA調教師の浅見国一氏が29日朝、病気のため自宅で死去した。90歳。

 騎手時代、相羽厩舎の弟弟子だった池江泰郎氏は「大きな大きな太陽が消えたようだ」と悲しみのコメント。「大先輩であり大騎手。年が20違うので、師匠という感覚だった。デビュー間もない頃、一緒に乗ったレースで勝った時に喜んでくれて『ヤス、よかったな』と握手をしてくれたのがこの間のような気がする」と思い出を語った。

 ▼池江泰寿師(助手時代に浅見国一厩舎に所属)僕の一番最初の師匠。小学生の頃、午後運動で競走馬の背中にまたがらせてくれたことも思い出。先週の土曜に親父と「浅見先生みたいな人が100歳まで生きるんだな」と話していたところだった。ゆっくり休んでいただきたい。

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2012年5月30日のニュース