【大阪杯】フェデラ “ノリ代わって”も大丈夫

[ 2012年3月28日 06:00 ]

<大阪杯>フェデラリストが強敵ぞろいの大阪杯も突破する

 阪神日曜メーンは「第56回大阪杯」。勢いでは東の新星フェデラリストが一番だ。前走・中山記念で4連勝を達成。シルポートの逃げ切りかと思われた展開を1頭だけ次元の違う末脚を繰り出して差し切った。

 昨春に公営から中央に復帰して7戦5勝。母はオークス、エリザベス女王杯を制したダンスパートナー。田中剛師は「一戦一戦、競馬ぶりが良くなっている。乗りやすくて折り合いもつく。いろんな面で幅広く対応できるのが凄い」と良血開花に目を細める。参戦プランのあったドバイから招待状は届かずここへ目標を切り替えたが、調整は順調だ。22日には主戦・蛯名の負傷で新コンビを組む横山典を背にWコースで6F79秒5の好時計。横山典も「この血統にしてはおとなしい。関東からこういういい馬が出れば盛り上がるね」と胸を高鳴らせている。

 阪神は以前中央に在籍していた10年3月の新馬戦(4着)以来。2年ぶりに訪れる“敵地”で成長した姿を見せつけるようならG1がはっきりと見えてくる。

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2012年3月28日のニュース