ベストディール、クラシック有力候補に浮上

[ 2012年1月17日 06:00 ]

 京都の牝馬限定オープン・紅梅Sは関東馬サウンドオブハートが快勝。阪神JF3着の実力を見せつけた。前半は掛かるしぐさを見せたものの馬群の内でなだめて直線へ。なかなか前が空かずヒヤヒヤしたが、残り100メートルで狭いスペースを割って突き抜けた。上がり3F33秒8はメンバー中最速。折り合い面の課題は残すが、2度目の関西遠征で結果を出し、桜花賞に向けて視界が広がる内容だった。

 中山の京成杯はベストディールが中団から末脚を伸ばし力でねじ伏せる完勝。札幌、東京、中山と異なる舞台で3勝。絶好調のディープインパクト産駒で当然、クラシックの有力候補と言えるだろう。

 新馬ではダート1400メートルを楽々と逃げ切ったガンジスの性能が光った。ダートでは間違いなく重賞級で芝もこなすようなら、かなりの出世が見込める器。

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2012年1月17日のニュース