【朝日杯FS】確率は11分の2…ラムジにも幸運

[ 2011年12月16日 06:00 ]

 ハクサンのほかに、ショウナンラムジが11分の2の抽選をくぐり抜けた。昨年のこのレースをグランプリボスで制した矢作厩舎が今年も期待馬を送り込む。投票所に駆けつけた渋田助手は「ホントうれしい」と満面の笑み。ここ2走は萩S2着、ベゴニア賞4着で賞金を加算できず。「前走はちょっと動きが重かったね。今週の追い切りは反応が良すぎてチグハグな形になったけどG1に向けてしっかり負荷をかけられた。前走とは状態が違う」と力を込めた。

 <人気薄馬も好走> 朝日杯FSを抽選突破の末に優勝したのは、84年以降では00年メジロベイリー(13分の4)、07年ゴスホークケン(8分の1)の2頭。08年は11分の5を突破したピースピースが14番人気で5着に。09年は7分の4から12番人気ガルボが4着に食い込んだ。人気にならなくても、抽選を突破した幸運を生かしての好走に注意だ。

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2011年12月16日のニュース