【京都2歳S】エクスプレス“出世ロード”へ

[ 2011年11月23日 06:00 ]

坂路を駆け上がるレッドエクスプレス

 調教師リーディング首位を独走する角居厩舎の2歳馬は現在、4頭が勝ち上がっている。この世代のオープン初勝利を目指してレッドエクスプレス(牡=角居、父ディープインパクト)が今週土曜の京都2歳S(芝2000メートル)にホコ先を向けてきた。新馬勝ちは京都芝1800メートル。道悪を全く苦にせず、道中2番手からアッサリ抜け出した。清山助手が初戦をこう評価している。

 「稽古より実戦で良さが出ましたね。こちらが思っている以上にいい内容で勝ってくれました。1回使ったことがいい意味での刺激になったと思いますよ」

 一昨年は厩舎の偉大な先輩ヴィクトワールピサが制したこのレース。今年もアルキメデス、トリップといった評判馬がそろう注目の好カードだ。「まだひ弱で幼い面はあるけど資質、才能は非凡」と清山助手。勝って重賞戦線へ。厩舎期待の素質馬が出世ロードを歩んでいく。

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2011年11月23日のニュース