【マイルＣＳ】エイシンアポロン　競り合い制し悲願のＧ１初制覇！

マイルチャンピオンシップを制し、声援に応える池添謙一騎手とエイシンアポロン

　第２８回マイルチャンピオンシップ（芝外１６００メートル・Ｇ１・稍重１８頭）は２０日、京都競馬場で行われ、５番人気で池添謙一騎手騎乗のエイシンアポロン（牡４＝栗東・松永昌厩舎、父ジャイアンツコーズウェイ、母シルクアンドスカーレット）が優勝した。勝ち時計は１分３３秒９。池添騎手は０３、０４年のデュランダル以来本走３勝目、松永昌調教師ともに本走初勝利となった。

　
　１８頭立てで迎えた秋のマイル王決定戦。

　キレイに揃ったスタートから予想通りシルポートがハナを奪う。ライブコンサート、フィフスペトル、リディル、エイシンアポロンなどが好位集団を形成し、１番人気のリアルインパクトは中団を進みレースが流れる。

　４コーナーから直線に入り、脚色の鈍ったシルポートを好位集団からフィフス、アポロンが交わし、２頭の競り合いとなる。激しい競り合いを最後にもうひと伸びしたアポロンが悲願のＧ１初制覇を果たした。

　クビ差の２着に１１番人気のフィフスペトル、そこから１馬身半差の３着に４番人気のサプレザが入った。リアルインパクトは直線伸びを欠き５着に終わった。