【菊花賞を占う】オルフェーヴル敵なし1強ムード

[ 2011年9月26日 06:00 ]

 ダービー出走馬が1~3着を独占した先週のトライアル・セントライト記念に続き、神戸新聞杯でもダービー1、2着馬が後続を離してワンツー・フィニッシュ。一連の前哨戦を終えて、春の勢力図に大きな変化はないことが明確になった。

 それにしても、オルフェーヴルの強さは圧巻だった。前半は多少掛かり気味になったが、1000メートル通過1分3秒5の超スローではそれも仕方なし。むしろ、この流れでも我慢できたことは京都芝3000メートルの本番に向けて大きな収穫だったと言える。春シーズンよりも操縦性は高まった印象があり、最後は手綱を抑えて2着ウインバリアシオンに2馬身半差。ダービーの1馬身3/4よりも差が広がったことで、3冠達成の確率が飛躍的に高まったのは間違いない。オルフェーヴル1強のままラスト1冠へ突入する。

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2011年9月26日のニュース