【ラジオNIKKEI賞】パルフェとコンビ続投に皇成気合

[ 2011年7月1日 06:00 ]

<ラジオNIKKEI賞>ショウナンパルフェとレースで騎乗予定の三浦騎手

 ターフライターの平松さとし氏の「キーマンの懐へ」は、今週の日曜中山メーン「ラジオNIKKEI賞」でショウナンパルフェとコンビを組む三浦皇成騎手を直撃。その胸の内に迫った。

 ――函館滞在中の三浦騎手ですが、今週は美浦で調教に騎乗。

 三浦 前走(ダービー6着)に続きショウナンパルフェの重賞に乗せていただけることになったので、追い切りのあった水曜日だけ美浦に戻って乗りました。

 ――調教を終えた手応えは?

 最後もしっかり伸びてくれたし、パワフルで良い動きだったと思います。良い意味で前走と同じ状態を保っていると感じました。

 ――前走を振り返ってください。雨が降って不良馬場になりました。

 返し馬の段階で道悪は少々てこずるかな?という感触を受けました。でも、レースに行ったら思った以上にこなしてくれていました。

 ――直線坂下では先頭に立とうかというシーン。

 そのあたりまでは大体考えていた通りに乗れました。馬の力も出し切ることができたと思います。

 ――ただし、そこからアッと言う間にオルフェーヴル(1着)にかわされた。

 かわされた時の相手の脚があまりに速かったので驚いたけど、終わってみればオルフェーヴルは強かったですからね。あの結果は仕方ないと思いました。

 ――兄も姉も1800メートルの重賞を勝っている。

 パルフェ自身、1600メートルでも2000メートルでも勝っています。前走の手応えからしても距離短縮はよさそうです。

 ――トップハンデの57キロを背負います。

 大きな馬なのでこの馬自身は苦にするとは思いません。他馬との比較上は決して有利ではないけど、そこはうまく立ち回ってあげれば大丈夫だと思います。

 ――うまく立ち回れるかは三浦騎手の腕にかかっている?

 精いっぱいの騎乗をしますけど、パルフェ自身、能力が高いし、反応もいい馬なので多少のことは大丈夫だと信じています。

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2011年7月1日のニュース