【天橋立S】期待アワーズで節目100勝の公算大!

[ 2011年7月1日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=30日】顔面に太陽光線が突き刺さる。まだ午前8時すぎだというのに、栗東トレセンは肌を刺すような日差しだ。井上は直前輸送のない時代の夏の小倉を思い出した。滞在の厩舎取材。あの頃の8月前後の強烈な日差しに似ている。“夏の京都”開幕の土曜メーン・天橋立S。ニホンピロアワーズは昨夏、7月の阪神で500万平場圧勝。続く8月の小倉で1000万特別も快勝した。

 大橋師のリップサービスは期待にたがわぬものだ。「体質的に暑い時季もいいしね」と確信に満ちた口調。前走の準OP・総武S2着は今年初戦の休み明け。ポテンシャルを再認識した。

 2走目のポカが出やすい中1週だが「馬なりの追い切りは動いた」。気になるトップハンデ58キロも「気にしないよ」の即答だった。開業8年目の50歳。積み上げてきたJRA勝利は99。区切りのJRA100勝が天橋立Sの公算が大きい。

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2011年7月1日のニュース