【安田記念】ビューティー“ペア”は“第５の男”

　馬は「完璧」なビューティーフラッシュだが、鞍上決定の裏にはドタバタ劇があった。昨秋から主戦を務めるモッセはフランスで先約があり、陣営は昨年の安田記念で騎乗したコーツィーに依頼したが、こちらも母国南アフリカでの騎乗を優先。その後、来日経験豊富なホワイト、騎乗経験のあるチャドウィックの名前も挙がったが、オーナー側の意向もあり、最終的にマーウィングに白羽の矢が立った。

　０１年安田記念でフェアリーキングプローン（９着）に騎乗している“第５の男”が、テン乗りのビューティーをどう導くか。