【オークス1週前追い】ピンナ好感触!ドゥルガー好時計

[ 2011年5月13日 06:00 ]

<オークス>ビコーペグー(奥)、アポロノカンザシ(中)と併せ追い切るデルマドゥルガー

 短期免許を取得して先週、日本デビューしたばかりの“イタリア第3の男”ニコラ・ピンナ騎手(22)が12日、初めて美浦トレセンを訪れた。オークス(22日、東京)でコンビを組むデルマドゥルガー(堀井)の1週前追い切りに駆けつけたもので、じっくりパートナーの感触を確かめた。

 Wコースで先行する前2頭を4馬身追走し、直線は大外へ。最後は無理をせずに馬なりのまま半馬身遅れも6F80秒9の好時計をマークした。イタリアのホープは「ギアチェンジがスムーズで集中して走っていたよ。グッド・インプレッション(いい印象だ)!」と笑顔。

 イタリアリーディング3位の実績から先週は東京で土日15鞍に騎乗したものの、3着2回が最高。期待に応えられなかったが「府中はイタリアよりもカーブが大きい。実際に乗ってみてその違いを感じたよ。それにしてもトレセン、競馬場の設備は素晴らしいね」と感想を口にした。今週は京都で土日15鞍に騎乗。日本初勝利を目指す。

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2011年5月13日のニュース