内田骨折入院2カ月…ダービーどころか春絶望

[ 2011年5月13日 06:00 ]

 11日の大井競馬で落馬負傷した内田博幸騎手(40)が頸椎(けいつい)歯突起骨折の重傷だったことが分かった。12日、JRAが発表した。内田は大井10R交流戦でリスキープランに騎乗し、最後の直線でバランスを崩して落馬。コースに叩きつけられて全身を強打した。都内の病院で検査を受けた結果は首の骨の上部を骨折する重傷で、約2カ月の入院加療が必要と診断された。

 同騎手は12日現在で35勝を挙げ、全国リーディング3位と好調だったが、春シーズンの騎乗は絶望的。ヴィクトリアマイルで騎乗予定だったディアアレトゥーサは吉田豊に変更。また来週のオークスでフローラS3着ピュアブリーゼ、連覇の懸かるダービーでは青葉賞2着ショウナンパルフェと有力馬の依頼を受けていたが、既に内田側が騎乗キャンセルを連絡。春競馬が佳境を迎えた時期での大きなアクシデント。1日も早い回復が待たれる。

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2011年5月13日のニュース