【東京スプリング盃】９歳フジノウェーブ連覇！

東京スプリング盃で連覇を達成したフジノウェーブ（左）。

　「第２回東京スプリング盃」が９日、大井で行われ、３番人気の９歳古豪フジノウェーブが連覇達成。１年ぶりのＶは７度目の重賞制覇となった。枠内のアクシデントで２頭が競走除外となり２０分遅れの発走。「ゲートが良くない子だからヒヤヒヤしながら祈っていた」と言う高橋三師の思いが通じたのか好スタートから３番手追走。直線で力強く２馬身抜け出した。「発走前に馬が落ち着いた。まだ若いのは分かっていたし、１０００メートルなど短いところを使って馬がピリッとしましたね」と御神本。次走予定はＧ３東京スプリント（４月２０日、大井１２００メートル）。秋には２度目のＪＢＣスプリント制覇を目指す。

　◆フジノウェーブ　父ブラックタイアフェアー　母インキュラブルロマンティック（母の父ストップザミュージック）牡７歳　大井・高橋三郎厩舎所属　馬主・大志総合企画　生産者・北海道浦河町の笹島政信氏　戦績４８戦２１勝（南関東３６戦１９勝）総獲得賞金３億３８８５万４０００円。