【中京記念】モエレビクトリー“本物”は?

[ 2011年3月10日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=9日】開門直後に、坂路モニターに名前が出たのは中京記念に出走するモエレビクトリー。坂田は4F54秒2~1F13秒2をメモして、調教が終わった時間帯に出張馬房へ取材に向かった。担当の先田助手が「あれはゴーイングステージの時計」と苦笑い。話を聞くと、どうやらゼッケンを間違えて登坂したらしく、別の馬の名前がモニターに表示された。“本物”のモエレビクトリーは開門直後ではなく、もっと後の時間帯に調教を行っていた。「やってしまいました。この馬は4F58秒9。思ったより時計は掛かった」

 小倉に滞在するプランもあったが、賞金的に出走が微妙だったため栗東滞在を挟んでの輸送を選択。「輸送に弱い馬。小倉まで行って除外になったら困るし、念のために」と経緯を説明した。登録馬が16頭だったため無事に出走は可能に。持ち味の先行力を存分に生かす構えだ。

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2011年3月10日のニュース