【フィリーズレビュー】カフェヒミコ「パワフル」

[ 2011年3月10日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=9日】レーヴディソール1強ムードに待ったをかける馬はいるのか。浜田の注目は大混戦のフィリーズレビュー。穴候補とにらんでいるカフェヒミコの追い切りを見届けて、松山康師のもとへ。Wコースでカフェラピード(3歳500万)と併せ馬。先行してしぶとく併入に持ち込んだ。師に感触を問うと「具合がいいね。休ませて走りがパワフルになってきた。動きも申し分ない」と満面の笑みだ。

 中山のアネモネSは同じ桜花賞TRでも、外国産馬は出走できない。「クラシックを(外)に開放しておきながら前哨戦に出走できないのはおかしい。選択肢は多い方がいい」という師の意見は正論だ。ただ、遠征の最大の理由は「1度阪神の馬場を経験させたかったから」と前向きにとらえている。「輸送はきついけど神経が太い馬なので大丈夫。芝も問題ない」と桜切符獲得へ意欲満々の西下だ。

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2011年3月10日のニュース