船橋の川島正師 得意の重賞で中央初Vだ!

[ 2011年2月18日 06:00 ]

重賞100勝、川島正行師の中央初勝利なるか!?

 【地方競馬です!!】数々の記録を打ち立ててきた川島正行師(63=船橋)が先週の浦和ユングフラウ賞(クラーベセクレタ)で、ついに重賞勝ちを100の大台に乗せた。NARに記録が残っている73年以降南関東では初、全国でもライデンリーダーなどを管理した笠松の荒川友司師(故人)に次ぐ快挙だった。

 昨年の収得賞金6億5935万7000円は地方競馬レコード。7月に通算1000勝を達成した。「1000勝は積み重ねという感があるが、重賞100勝はそれ以上のものがあるからね」。川島正師は感慨深げに語る。90年7月の管理馬初出走から17日現在で通算3682戦1055勝。勝ち鞍の約1割が重賞、そのうち12勝がG1だけに驚きだ。重賞初Vは92年平和賞のキタサンテイオー。最も思い出に残るレースは94年川崎記念のサクラハイスピード。今日の繁栄の礎を築いた名馬と言える。

 意外にもJRA遠征は、ナチュラルナインの03年アルゼンチン共和国杯など2着が最高。20日には年度代表馬フリオーソがG1フェブラリーSに臨む。さらには共同通信杯で0秒3差5着に食い込んだダブルオーセブン(牡3)が皐月賞TRスプリングS(3月20日、中山)に挑戦予定。名トレーナーが新たな歴史をつくるか、注目だ。(池田 裕文)

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