【ラジオNIKKEI杯】オールアズワン抜かりなし

[ 2010年12月22日 06:00 ]

 阪神土曜メーンは「第27回ラジオNIKKEI杯2歳S」。オールアズワンは札幌2歳Sの覇者。好位追走から直線で早めに先頭に立つと、楽々と押し切った。2着に封じ込めたのは阪神JFで4着のアヴェンチュラでレースレベルも高かった。

 札幌以来の実戦になるが、仕上げに抜かりはない。鳴海助手は「1カ月以上前に帰厩して、速いところを何本もやっているし、いい雰囲気。先週も長めからやったが、時間帯と馬場を考えてもいい動きだった」
 デビュー戦こそ2着に敗れたが、相手は朝日杯FSを制したグランプリボス。2戦目では札幌芝1800メートルで1分49秒台をマーク。「函館の馬場で乗っていたときも、行きっぷりがよくて、そのまんま勢いがグンといく感じ。素質を感じた」。前走時は468キロだった馬体も成長して、当日は10キロ近く増える見込み。出世レースのここでさらなる飛躍を目指す。

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