【阪神JF】セプター圧巻3馬身先着で“朗報”を待つ

[ 2010年12月9日 06:00 ]

後藤騎手を背に坂路を駆け上がるアドマイヤセプター

 コミュニケーションはバッチリ。アドマイヤセプターにまたがったのは今回、初コンビを組む後藤だ。「走るというのは分かっていますから。どれぐらい動くのか、どう乗ったらいいのか」とパートナーとの呼吸を意識しながら、坂路でアドマイヤサガス(2歳オープン)と併せ馬。ラスト1Fでは右ムチが入ってスッと加速し、力強く伸びて3馬身先着した。後藤は率直な感想を口にした。

 「乗り味がいいですね。スケールの大きさを感じます。心肺機能の高さにはビックリ。レースに出走できるかどうかが最大のヤマ場かもしれません」
 1勝馬だけに抽選の結果を待つ立場。それでも期待の大きさを隠そうとはしない。態勢は既に整っている。あとは抽選通過の“朗報”を待つばかりだ。

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2010年12月9日のニュース