【中山金杯】トウショウ兄弟“大接戦”の2、3着!

[ 2010年1月6日 06:00 ]

<中山金杯>アクシオンに迫るトウショウシロッコ(12)

 2頭出しだった大久保洋厩舎のトウショウ兄弟が大接戦のゴール前で2、3着を死守した。

 シロッコが兄の意地で2着。「勝った馬は内をうまくさばいたが、自分は外に出すのに手間取った。いい脚は使ったが…」と悔しそうな吉田豊。一方、首+鼻差3着の弟ウェイヴは、いつもの後方待機から一転しての先行策。騎乗した中舘は「ブリンカーが利いていた。先生からはハナに行くくらいのつもりで、いつもと違う乗り方をしてくれと言われていた。指示通りで次につながる内容」と納得。大久保洋師は「2着ばかりだな」と嘆きながらも「シロッコは内外の差で実力は互角。ウェイヴは今後の選択肢が増えたと思う」と収穫ありの表情。兄弟悲願の重賞Vへ手応えを感じ取っていた。

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2010年1月6日のニュース