パート店員「売るために」安藤騎手着用の勝負服盗む

[ 2010年1月6日 20:58 ]

 滋賀県警草津署は6日、日本中央競馬会(JRA)の松田博資調教師(63)が持っていた勝負服を盗んだとして、窃盗容疑で名古屋市名東区照が丘のパート店員石沢雄一容疑者(39)を逮捕した。

 草津署によると、牝馬クラシック2冠のブエナビスタが昨年3月のチューリップ賞で優勝した際、安藤勝己騎手が着用した勝負服で、馬主がブエナビスタを管理する松田調教師に贈っていた。石沢容疑者は「売るために盗んだ」と容疑を認めている。
 逮捕容疑は、昨年4月下旬、京都市伏見区の京都競馬場で、勝負服1着(3万円相当)を盗んだ疑い。
 同署によると、石沢容疑者は勝負服をネットオークションに出品し、昨年4月に大阪市の男性が13万円で落札。同6月に再び出品され、佐賀県の男性が20万円で落札した。松田調教師が勝負服の出品を見つけ、7月に草津署に届けた。
 松田調教師は2007年の年度代表馬アドマイヤムーンを管理するなど、G1・12勝を挙げている。

続きを表示

2010年1月6日のニュース