【19】ベネディーレ　善臣騎手とコンビ再結成

　２歳女王を決める阪神ＪＦが今週末行われます。ウオッカやブエナビスタが初のＧ１勝ちを収めた舞台で今年はどの馬が優勝するのでしょうか。

　ＫＥＮの思い出は０４年の優勝馬ショウナンパントル。デビュー戦の末脚が強烈で、デイリー杯２歳Ｓでもコンマ２秒差の５着と奮闘していたのにも関わらず本番では８番人気。オッズ的にもおいしく頭で勝負。当日は１・５倍と断然人気だったラインクラフトを鮮やかに差し切って期待に応えてくれました。馬券も馬単２万２１０円をゲット。その時に飲んだ酒は格別でしたね～。

　現実を振り返ると、惜しい競馬が続くベネディーレは未勝利。晴れの舞台には立てず１９日の中山で未勝利脱出を懸けます。調子は万全。今週から古賀流ウッド調教に切り替え。古賀慎師は「戸惑うことなく、しっかり動いていましたので、予定通り来週のレースに使えるでしょう」と高評価。「かなりの調教量をこなしているのに、カイ食いが細くならないどころか、明らかに他の馬より食べてますからね。本当に大した馬ですよ。手も掛からないですし、将来が楽しみ」と言うぐらいだから、来年は大輪の花を咲かせてくれることでしょう。柴田善臣騎手のコンビ再結成で初勝利を目指します。

　タイキデイブレイクのほうは美浦近郊の水野馬事センターに在厩。反攻に向け、いまは力を養っている最中です。

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