【東京ダービー】ハイグレードがグレートな併せ馬敢行

[ 2009年5月31日 06:00 ]

東京ダービーでの2冠達成へ文句のない動きを見せた船橋ナイキハイグレード(左)

 東京ダービーでの激突が注目される羽田盃馬ナイキハイグレード(牡)と、牝馬2冠馬ネフェルメモリー(ともに船橋・川島正)が30日、不良馬場の船橋競馬場で最終追い切りを行った。

 まずはナイキが、稽古駆けする僚馬ワンダフルクエスト(牡、東京ダービー出走)の内で終始馬体を併せて5F63秒7~49秒7~37秒3(強め)。鞍上・戸崎が気合をつけるとゴール前でスッと首差先着。主戦の同騎手は「道中は“抜かせないよ”という感じで折り合い、直線の反応も良かった」と好感触を口にした。
 直後にネフェルが、やはり主戦の戸崎(レースは内田博)を背に、僚馬ワタリシンセイキ(牡、東京ダービー出走)と併せ馬。こちらは外を通り5F63秒7~49秒2~37秒0(強め)で最後に1馬身抜け出した。川島正師は「どちらも出来は最高。ネフェルは今まで通り逃げ、ナイキは3、4番手だろう」と語っていた。

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2009年5月31日のニュース