【金鯱賞】“メガワン先輩”勝ち方の手本見せた

[ 2009年5月31日 06:00 ]

<金鯱賞>ゴール前、抜け出して優勝したサクラメガワンダー(右)

 30日に行われた中京10R・金鯱賞は、サクラメガワンダーが好位から早めに動き、後続の追撃を振り切って快勝した。自身の宝塚記念、そして厩舎の後輩アンライバルドのダービーに弾みをつける重賞勝ちとなった。

 馬場状態のいい中京芝で前半1000メートルが59秒6。完全な先行馬ペースだったが、サクラメガワンダーが一気に粉砕した。「小回りコースは決してうまくない馬。いつもより早めに動いた」という福永の判断が奏功した形だ。友道師は「使って良くなる馬だから」と宝塚記念への手応えを得た様子だった。

 ▼サクラメガワンダー 父グラスワンダー 母サクラメガ(母の父サンデーサイレンス)牡6歳 栗東・友道厩舎所属 馬主・(株)さくらコマース 生産者・北海道新ひだか町新和牧場 戦績27戦7勝 総獲得賞金3億6623万円 主な勝ち鞍はラジオたんぱ杯2歳S、鳴尾記念2回。

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2009年5月31日のニュース