気合入ってる～!!ウオッカ国内最終追い

イイデケンシン（奥）と併走して追い切るウオッカ

　ドバイデューティフリー（２９日、ナドアルシバ）に参戦するウオッカ（牝４＝角居）が１１日、国内最終追い切りを行った。検疫中の京都競馬場ダートで、６Ｆ８２秒０～１Ｆ１１秒３をマーク。ＵＡＥダービー出走の内イイデケンシン（牡３＝昆）を約６馬身追走し、最後は約１／２馬身先着。ムチは入らなかったが、いっぱいに体を伸ばした。角居師は「いつもは前の馬と３馬身以内になると、グンとハミを取って抜きにかかる。それが、きょうは折り合っていけた。この感じならムキにならずに行けると思う」と納得の表情を見せた。

　当初は１０日の月曜の予定だったが「きのうは雨の影響で馬場が硬かった。まずは安全に送り出さなければ」（角居師）と馬場状態を理由に延期したが、この日は快晴。谷水オーナーが見守る中、無事に最終調整を終えた。今後は１５日に出国し、最終追い切りは２５日、芝コースで武豊が騎乗する予定だ。