シェンク僚馬軽くあしらった/中山記念

[ 2008年2月28日 06:00 ]

CWコースを抜群の手応えで走るマルカシェンク

 長期休養明けから3戦目、マルカシェンクが抜群の動きを誇示した。CWコースでリヴィエールジータ(5歳500万)、キングスデライト(4歳1000万)を1馬身追走。じわじわと差を詰めながら4コーナーでは大外へ。抜群の手応えで直線を向くと、しきりに手が動く僚馬をわずかに仕掛けただけで突き放し、1馬身半先着した。

 「上がり重点、予定通りの追い切りを消化できた」。河内師は満面笑みだ。約11カ月ぶりの実戦となったニューイヤーSで悠々と逃げ切り勝ち。続く小倉大賞典でも1番人気に支持されたが2着に敗れた。「馬場の悪いところを走らされた。開幕週、馬場のいい今回は楽しみだ」(同師)
 今春の大目標は安田記念(6月8日、東京)。大一番に向けて賞金を積んでおきたいところ。「状態がいいし、いい競馬をしておかないとね」。デイリー杯2歳S以来、約2年4カ月ぶりに重賞を勝てば新マイル王襲名の夢も見えてくる。

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2008年2月28日のニュース