四位喜ばせるゲレイロ51秒0/阪急杯

[ 2008年2月28日 06:00 ]

四位を背に坂路で追い切られたローレルゲレイロ

 東京新聞杯で復活Vを飾ったローレルゲレイロの勢いは止まらない。初コンビを組む四位を背にした坂路単走追い。力強いフットワークで4F51秒0をマークした。四位は「先週に続いていい動きだった。気の強いところがいい方に出ているんだと思う」と手応えを膨らませる。

 完全復活と見ていいだろう。朝日杯FS、NHKマイルCで2着に善戦しながら、ダービー(13着)から4走連続2ケタ着順。前走の東京新聞杯で1年8カ月ぶりの勝利(2勝目)を挙げて息を吹き返した。「前々走の阪神C(4着)が終わったら1回放牧に出そうかとも思っていたが、レースの直前から具合が良くなりだして…。今の具合はこれまでで一番いいぐらい。追い切りでも3回続けて坂路で4F50秒台だからポンポン行きそうな気がするよ」。長く暗かったトンネルを抜けだした実感。担当の平岩厩務員の口調にも自然と熱がこもっていた。

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2008年2月28日のニュース