シグナルぐいぐい~ん/シンザン記念

[ 2008年1月10日 06:00 ]

岩田騎手を背に坂を一直線に伸びたドリームシグナル

 前走(朝日杯FS4着)でコンビを組んだルメールはフランスへ帰国したが、西園師はすかさず鞍上に岩田を確保。ドリームシグナルの重賞獲りへ着々と準備をしてきた。

 追い切りは岩田を背に坂路単走。前半2Fを15秒5―14秒0でゆったり入り、そこから鞍上のゴーサインとともに一気にトップスピードへ。坂の頂上を目指して一直線の伸び。最後まで脚取りは乱れず4F54秒1~1F12秒2で駆け上がった。岩田が笑顔で感触を伝えた。「反応が良かった。まだ子供っぽいけど、いい瞬発力をしているよ。グッドコンディションやね」。先週のスポニチ賞京都金杯(エイシンデピュティ)でいきなり今年の重賞初制覇を飾った岩田が、2週連続となる重賞Vへパートナーの力をフルに引き出す構えだ。
 西園師も仕上がりの良さに胸を張る。「先週よりいい動きだったよ。追い切った後の息の入りもいい」。飛躍を誓う2008年、その初戦に向けて必勝態勢を敷いてきた。

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2008年1月10日のニュース