成瀬國晴氏 藤本義一さんの直木賞受賞、大きかった妻・藤本統紀子さんの内助の功

[ 2026年5月14日 05:30 ]

成瀬國晴氏
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 直木賞作家で2012年に亡くなった故藤本義一さん(享年79)の妻で、13日に91歳で亡くなった藤本統紀子(ふじもと・ときこ)さんを、古くからの友人であるイラストレーターの成瀬國晴さんが悼んだ。

            
。 藤本義一さんを支えられてきた姿を思い出します。

 2012年に亡くなられた義一さんとは「11PM」に出演したのをきっかけに45年の付き合いでした。亡くなられたときに統紀子さんから「葬儀委員長をやってほしい」と頼まれ務めさせてもらいました。気丈に関係者に対応されていた姿をはっきり覚えています。

 2人の出会いは大学時代。義一さんが大阪府立大、統紀子さんが大阪女子大の演劇部員でした。義一さんは学生時代からラジオの脚本賞、戯曲賞を受賞するなど実力を認められた存在でしたが、新婚時代の生活は決して楽ではありませんでした。彼女が働いて家族を養いました。

 74年に義一さんが「鬼の詩」で直木賞を取り、本懐をとげたのも統紀子さんの内助の功が大きかったと思います。
 義一さんが馬主になろうとへそくりを貯めていたときには、ジュラルミンケースを開けると中には領収書が1枚。機知も効く女性でした。 

 2人の娘さんの子育てが落ち着き、統紀子さんもマスコミに出演されるようになりました。テレビなどで共演されることも多く本当におしどり夫婦でした。ゆっくり二人の時間を過ごしてください。合掌
(イラストレーター・成瀬 國晴)

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