ハンタウイルス集団感染 パンデミックの可能性は?識者「リスクの頻度は非常に低い」

[ 2026年5月7日 17:42 ]

東京・赤坂のTBS社屋
Photo By スポニチ

 神戸大大学院の岩田健太郎教授が、7日放送のTBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)の取材に答え、大西洋を航行中のクルーズ船で集団感染の疑いが出たハンタウイルスについて、見解を語った。

 ネズミなどの齧歯(げっし)類が媒介するウイルス。約150人の乗客を乗せたクルーズ船を先月末に降りた男性が、ウイルスに感染していることが判明した。これまでに3人が死亡し、感染が確認、または疑われている人は8人。日本人1人も乗船しているが、感染は確認されていない。

 先月27日に死亡した女性らからは、ヒト・ヒト感染が起こるアンデス株が検出された。一般的に発熱、せき、嘔吐(おうと)、下痢を伴うことがあり、急速に悪化すると呼吸不全で死亡するケースもあるという。

 スペイン保健省は、船を同国領カナリア諸島で受け入れることを表明したが、現地は受け入れを反対している。

 新型コロナウイルスの世界的拡大も想起させるが、岩田氏は「(新型コロナの)パンデミックみたいなリスクは、ほぼほぼない」と述べた。

 岩田氏は20年、船内で集団感染が起きたクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に乗り込み、検疫を行った経験がある。

 「ハンタウイルスというのは、専門家の間では何十年も前から知られている古いウイルス」と説明。「昔から知られているにもかかわらず、そんなに大騒ぎになっていないというのは、リスクの頻度は非常に低い」と、自身の見解を示した。

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2026年5月7日のニュース