「過去の自分に恥じないように」――SAY-LA西村彩、客席の記憶と交わす“理想の正統派”への誓い

[ 2026年4月4日 12:05 ]

【画像・写真2枚目】「でもそれもいいよね」――SAY-LA西村彩、見えない余白を想像で埋め合う“気まぐれなきらめき”(撮影・小椋妃奈乃)
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 3月31日にSAY-LA新体制初となる10作目のシングル「半透明スワロフスキー」のリリースを受け、メンバーの西村彩が、スポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。その口から語られたのは、かつて客席からステージを見上げていた自分自身への嘘偽りのない誓いと、理想のアイドル像を体現し続けるための確固たる意志だった。(推し面取材班)

SAY-LA特集|全員独占ソロインタビュー

 ステージのライトを一身に浴び、指先まで神経を行き届かせた可憐なポーズを決める。視線の先には、色とりどりのサイリウムが揺れる客席がある。その光の海の中に、ふと、かつて国民的アイドルに熱狂していた頃の自分の姿を重ね合わせる。どう振る舞えばファンが喜ぶのか、どんな笑顔が求められているのか。脳内にある「理想の正統派」のシルエットをなぞり、瞬時に目の前の空間へ体現していく。

 現在の8人は、それぞれが強い個性を持っている。「正統派の中にあるそれぞれの個性というか、それぞれが違ったキャラクターがあって。8人みんな良い意味で違うところがたくさんあって、そこが強みかなと思っています」。

 長くグループを支えてきた先輩たちが卒業し、新たな血が巡り始めた。西村自身、芝咲智菜、星奈きょうかとの3人で新メンバーとして加入したのは2025年8月のこと。目まぐるしい怒涛の7カ月が過ぎた。

 その中で自らが背負う役割を問うと、少しはにかみながらも芯のある答えが返ってきた。「自分で言うのは難しいんですけど、元々アイドルがすごく好きで、自分の中に理想の正統派アイドル像みたいなのがすごくあるタイプなんです」。

 ただ可愛いだけではない。かつて客席からステージを見上げていた熱狂の記憶が、今度はステージに立つ側の道標になっている。「ファンの方からそういう風に見えるように振る舞っているというか。過去の自分が、アイドルを好きだった時の自分に恥じないアイドルでいようと常に思っています」。客席にいた頃の自分自身が、一番シビアな観客なのだ。

 ストイックな姿勢の裏で、日常のささやかな喜びに声を弾ませる無邪気な瞬間もある。SAY-LA名物とも言えるパスタソング。新曲に収録された「未練タラタラたらこパスタ」の話題になると、表情がパッと明るくなった。

 「今回、パンチョさんとコラボできることになって、すごく嬉しいです。お店にプライベートで行って大盛りをペロリと食べるぐらい好きなんです」。特にたらこパスタは、偶然にも一番の好物だった。「食べ物の中でもたらこクリームの細麺が好きなので、気持ちも入りまくりでパフォーマンスしています」と、等身大の笑顔をのぞかせた。

 4月から5月にかけては、「半透明スワロフスキー 阪東名ツアー」が控えている。「今までの正統派の伝統も残しつつ、令和のSAY-LAというか、今までと違ったSAY-LAもいいなって思ってもらえるようなパフォーマンスをしたい」。

 加入から7カ月。与えられた役割をこなすだけの新人期間は、もう過ぎた。「ツアーも2回目になるので、自分の意見もこれから積極的に出していきたいです」。真っ直ぐな瞳の奥に、グループの新たな色を出していく強い意志が宿っていた。

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