【王将戦第7局】永瀬拓矢九段、王将初奪取ならず…藤井王将との7度目タイトル戦、3勝1敗から無念

[ 2026年3月26日 15:40 ]

<第75期王将戦第7局 第2日>熟考する永瀬九段
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 将棋の第75期王将戦7番勝負(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)第7局が25、26日の両日、大阪府高槻市の「関西将棋会館」で指され、挑戦者の永瀬拓矢九段(33)が藤井聡太王将(23)=名人を含む6冠=に89手で敗れた。通算成績は永瀬の3勝4敗で王将初奪取はならず。全敗だった藤井との7度目のタイトル戦で3勝1敗と追い込んだものの、無念の敗退。藤井の分厚い壁にまたしても阻まれた。

 対局後、永瀬は「3勝1敗のときは次の先手番がチャンスかなと思っていた。そこで後手後手となったときに課題が浮き彫りになったかなと思う」とシリーズを振り返り「またタイトル戦に出られるように頑張りたい」と言葉少なに語った。

 先手藤井、後手永瀬の対局。戦型は角換わりとなり、永瀬が先に仕掛けて開戦した。藤井が桂馬を得した一方、永瀬は馬を作って対抗する展開。永瀬としては馬を活用したところだったが、藤井の攻防手で永瀬が狙っていた攻めを先んじて封じられる形に。永瀬は封じ手で174分の長考に沈み△3八馬と指したが、形勢は藤井有利。なんとか巻き返しを図ろうとしたが届かず投了した。

 封じ手で費やした174分の長考。本来なら△5九馬と指そうとしていたと思われるが、藤井の▲3五歩という攻防手で全てが崩れた形だ。立会人の桐山清澄九段(78)は「いろいろ手を読んでも全てが芳しくない。私も経験がありますが、そういう時間は苦しい」とおもんぱかった。

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