【王将戦】藤井聡太王将 「精神的に良好では…」と語った時を振り返る 現在は「良い材料もある」

[ 2026年3月17日 18:24 ]

<第75期王将戦・第6局 前日>インタビューで笑顔を見せる藤井王将(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 藤井聡太王将(23)=名人を含む6冠=が永瀬拓矢九段(33)を挑戦者に迎える第75期王将戦7番勝負(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞)は17日、名古屋市の「名古屋将棋対局場」で第6局の前日検分を行い、その後藤井が取材に応じた。

 前局ではカド番をしのぎ、2勝3敗で臨む地元・名古屋での対局。「目の前の対局に集中し、その結果1局でも長く指せたら。期待に応えられる将棋を指したい」と意気込みを語った。

 第5局の前日取材で「精神的にあまり良好ではない」と話していた藤井。当時は王将、そして棋王戦のダブルカド番を迎えていた。その時を振り返り「結果と内容がいずれもあまり良くなく、自分自身への期待や信頼が低下してしまう部分があった。そういう気持ちをコントロールできればいいが、ある程度避けられず影響した部分はある」と述べた。

 そんな中でも第5局で逆転勝利を収め、棋王戦第4局でも「終盤に踏み込んで勝ちに行くことができた」と語った。ともに失冠を回避し、棋王戦ではフルセットに持ち込んだ形。王将戦も今局勝てば、最終局を関西将棋会館で指すことになる。「内容的にあまり良くないところは出てしまっているけど、良い材料もある。これからより良くしていけるようにやっていきたい」と力を込めた。

 第5局は先手永瀬、後手藤井の対局。予想されていた角換わりを藤井が拒否し、力戦模様の将棋へ。永瀬が香損上等の強気の一手を皮切りに、飛車と香の「二段ロケット」など終始攻めの姿勢を崩さない。永瀬優位で進んでいたが、藤井が74手目に指した△4二飛が絶妙手に。そこから形勢が逆転し、藤井が勝利した。勢いのまま藤井が成績をタイにもどして最終局に持ち込むか、永瀬が念願のタイトル奪取となるか。注目の対局はあす午前9時から始まる。

この記事のフォト

「藤井聡太」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2026年3月17日のニュース