くりぃむしちゅー有田哲平 「放送禁止」シリーズ愛を熱弁 分かりやすさとファン心理のジレンマも明かす

[ 2026年3月3日 19:57 ]

<映画「放送禁止 ぼくの3人の妻」完成披露上映会>作品について語る有田哲平
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 お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の有田哲平(55)が3日、都内で映画「放送禁止 ぼくの3人の妻」(監督長江俊和)の完成披露上映会に出席した。2003年からフジテレビで放送されている日本のフェイクドキュメンタリーの先駆けともいえるシリーズ。これまでテレビシリーズ7本、劇場版3作の計10作が製作された。「ある事情で放送が中止となったVTRを再編集し放送する」という設定で、その衝撃的な仕掛けや内容から熱狂的なファンを多く抱える。9年ぶりとなる新作では「一夫多妻制」をテーマに、「パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT」などでも知られる長江監督がメガホンを取り、完全新作として映画化した。

 有田は公式アンバサダーを務め、作品の大ファンでもある。監督には、たびたび新作の予定を尋ねてきたという。この日のイベント直前には一人で作品を見たといい「見終わった後の、作品特有の残尿感。もやもや、ちりちりしている。監督に聞くのは簡単ですが、それだと面白くない。少し距離を取って、自分で考察しています」とファンならではの感想を口にした。

 これまでも私的に作品の“布教活動”も行ってきた。自宅で鑑賞会を行うこともあった。前作の「放送禁止 ワケあり人情食堂」の製作にも尽力。「監督とは別のお仕事も一緒にさせてもらうようになって、同席したフジテレビのお偉いさんを捕まえて“この人を放っておいては駄目。新作を待っているんだから!”と言って尻を叩きました。どの立場か分からないですよね」と当時を振り返った。
 難解で考察がはかどることが特徴のシリーズ。昔からのファンは分かりやすいストーリーや解説を嫌う傾向にある。

 久しぶりの新作となった「人情食堂」では初めて解説パートが設けられ、有田が案内人を務めた。「『世にも奇妙な』のタモリさんみたいな。少し踏み込んだ役割をやらせてもらった。今までのファンからは“お前の解説はいらない。俺たちはもっと考えたいのに、何勝手に終わらせようとしているんだ”とお叱りもありました」と熱烈なファンからの批判があったことを明かした。

 有田も熱烈な一視聴者としてそのファン心理に理解を示した。「放送禁止を続けていくためにはもっと広げていけないといけない。重くて難解な作品の楽しみ方を世にアナウンスしたいんだけど、説明しすぎると今のファンが怒る」とジレンマを口にした。

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