銅メダル中井亜美の地元 朝5時からPV 同じコーチに師事の17歳驚き「今までと格段に違っていた」

[ 2026年2月21日 05:20 ]

真剣な表情で中井の演技を見つめる久保田真央さんと父の晴信さん
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 フィギュアスケート女子日本勢の躍進に列島が沸いた。フィギュア国内史上最年少のメダリストとなった中井亜美(17)の地元・千葉県市川市では早朝から約200人がパブリックビューイング(PV)に集結。同じコーチに師事するクラブのチームメートは「亜美ちゃんの満面の笑みが良かった。帰ってきたらおめでとうと言いたい」とねぎらった。

 3位という結果がモニターに映し出されると「あー」というため息の後、歓声と大きな拍手が湧き起こった。午前5時に開場した全日警ホールでのPVには、母校の市川市立南行徳中の生徒ら約200人が参加。中井と同じ千葉県船橋市のMFアカデミーで中庭健介氏(44)に師事する久保田真央さん(17)も観戦し「帰国したらおめでとうと言いたい。銅メダルを見せてもらいたい」と活躍を喜んだ。

 中井は中学校入学のタイミングで、生まれ育った新潟県から船橋市のMFアカデミーに練習拠点を移した。5年間一緒のリンクに立っている久保田さんは「入った時からうまくて、滑り一つから違っていた。みんなでざわざわしていました」と当時から別格だった姿を懐かしんだ。

 加入後もめきめきと実力を伸ばしていったといい「練習量が違った。成長スピードが尋常ではない。私がリンクに来た時にはもうすでに練習をしていて凄いと思った」。代名詞のトリプルアクセルも習得した。

 一方で、性格は明るくて優しく「常に周りに人がいる。男女関係なくトランプをやろうと誘ってくれたりする。ジャンプが跳べるようになったら褒めてくれる」と、人懐っこい人柄も明かした。

 そんな中井もミラノに渡る直前には苦悩があった。「アクセルがうまくいかなくて悩んでいる顔をしていた」と、思い悩む姿を見ていたという。それだけに「亜美ちゃんの満面の笑みが本当に良かった。大舞台でトリプルアクセルをショート、フリーで成功させて、銅メダルを獲るのは本当に凄い。五輪の舞台に合わせてきたのが分かるくらい、表現力がと、会心の演技に惜しみない賛辞を贈った。

 久保田さんは2年連続でインターハイに出場している実力派。「自分ももっと上を狙っていきたいと思えた」と刺激を受けた様子。17歳がミラノで見せた魂の滑りは、多くの人の心に灯をともしている。 (前田 拓磨)

 《恩師、中高時代の担任も》会場では、南行徳中で3年間担任だった大島実さん(37)と、現在在籍する勇志国際高で担任を務める高橋桃子さん(24)も演技を見守った。大島さんは「努力家。中学1年生の頃から五輪でメダルを獲ることを夢に掲げていた」と当時を振り返った。高橋さんも「文武両道で、課題も期限に遅れない」と真面目さを高く評価した。有言実行のメダル獲得に大島さんは「今回を励みに4年後、何とか今回のメダルより良いメダルを獲ってもらえたら」とさらなる活躍を願った。

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