「ばけばけ」岡部たかしも“ダメ親父”司之介に「成長せえよと(笑)」根底に家族愛 正直者ゆえの言動

[ 2026年2月18日 08:15 ]

連続テレビ小説「ばけばけ」第98話。松野司之介(岡部たかし)はなぜか怒り始め…(C)NHK
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 女優の髙石あかり(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は18日、第98回が放送された。“愛すべきダメ親父”松野司之介役を好演している俳優の岡部たかし(53)からコメントが到着した。

 <※以下、ネタバレ有>

 「バイプレイヤーズ」シリーズやNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」など会話劇に定評のある、ふじきみつ彦氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算113作目。松江の没落士族の娘・小泉セツと、その夫で日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、怪談を愛してやまない夫婦の何気ない日常を描く。

 ――反響は?

 「視聴者の方や周囲から“面白い”など好評の声を頂くことが多く、皆さんに楽しんでもらっていることを日々、実感しています。放送では自分の知らないシーンもあり、ヘブンのビールを探すシーンはこんなことしていたんだとか、みんなこんなスキップをしていたんだと笑いながら見ていて、完全に視聴者として『ばけばけ』を楽しんでいます。やっぱり(盟友の)ふじきみつ彦君の本は面白いなとか、自分もやってきたことなのに、全体で見ても凄いなと思ったりしています」

 ――あらためて役柄について。

 「演じながら、僕自身も“ええ加減にせえよ”“もっと成長せえよ”と思うことはあります(笑)。でも、自分なりに司之介のことを愛して、脚本に忠実に演じています。司之介は、思ったことをすぐに口に出しちゃう正直者です。正直がゆえに、思いついたことが瞬時に行動と言動につながるし、それが家族のためであり、自分のためでもあるのだと思います。それによって周囲をイラ立たせることもありますが、彼は真剣だし、正しいと思っていると思います。だから、司之介を演じる時は、アホを演じている感じにはならないようにしたいと思っています」

 ――司之介が熊本行きを決断した理由は?

 「現代でも、故郷を捨ててどこかに引っ越すということは、なかなか勇気がいることだと思います。司之介にとっても、やっぱり物凄い決断だったのかなと思いますね。司之介にとって家族は大事だし、やっぱり家族と一緒にいたい。もう長屋に戻りたくないと言っていますし、表面的な損得勘定があることも本当だと思いますが、それよりも深い根底には、家族のことを思う気持ちがあるのだと思います。その両方があっての決断だと思います」

 ――視聴者へのメッセージ。

 「熊本に行った司之介は、やることがなくて暇になります。あまりすることがないから、ちょっとのことでも大事件にしたりして、その辺の物語の展開もまた面白いなと思います。司之介は一生こんな感じで生きていくのかなと思っていますし、もう自分の人生を全うしてもらいたいですね。最後には“あの人は、幸せな人生だったよね”と思われるような生き方してくれたらと思っています」

 「家族としては、熊本で書生さんや女中さんが加わり、その中でみんながあんなこと言ったり、こんなこと言ったりするのが見どころだと思っています。ここでの会話劇は、ふじき君の脚本の真骨頂だと思います。松野家の家族の形は、これからも変わっていくと思いますが、それは面白い変化だと思うので、視聴者の方にもその様を見て楽しんでいただけたらと思います」

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