「ばけばけ」トミー・バストウ“朝ドラ凱旋”熱望!素顔は気さく 高視聴率祈願?髙石あかりとデュエット?

[ 2026年2月15日 08:15 ]

連続テレビ小説「ばけばけ」で小泉八雲をモデルとしたレフカダ・ヘブン役を好演中の英俳優トミー・バストウ(C)NHK
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 女優の髙石あかり(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は16日から新章「熊本編」に入る。主人公・松野トキの夫で英語教師のレフカダ・ヘブンは松江を離れ、熊本の第五高等中学校に赴任。新たな生活が始まる。ヘブン役を好演している英俳優トミー・バストウ(34)に撮影の舞台裏を聞いた。

 <※以下、ネタバレ有>

 「バイプレイヤーズ」シリーズやNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」など会話劇に定評のある、ふじきみつ彦氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算113作目。松江の没落士族の娘・小泉セツと、その夫で日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、怪談を愛してやまない夫婦の何気ない日常を描く。

 トミーは1991年、英国南東部のサリー州生まれ。2001年頃、父と鑑賞した黒澤明監督の映画に魅了され、08年、「ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日」でメジャー映画に初出演し、英国で俳優活動をスタートした。15年、演劇学校「ドラマ・センター・ロンドン」で演技学士の学位を取得。この頃から独学で日本語の勉強を始めた。

 24年、史上最多となるエミー賞18部門を制した米ドラマ「SHOGUN 将軍」で日本語が堪能なポルトガル人司祭マルティン・アルヴィト役を好演。「ばけばけ」ヘブン役には1767人が参加したオーディションから選ばれ、24年11月に発表された。

 スタッフも目を通していない英文による八雲の手紙などを読み、24年9月から約1年かけて役にアプローチした。八雲は16歳の時、遊戯中の事故により左目を失明。ヘブン役を演じるにあたり、白濁したコンタクトレンズの着用、自前の口髭や猫背などもトミーが発案した。

 徹底した役作りの一方、「あさイチ」(1月9日)などに生出演し、気さくでチャーミングな人柄も浸透。クランクアップより前に行われた取材会でも、ユーモアあふれる発言を連発した。

 番組出演時と同じく、通訳を交えることもあるが、基本的に日本語で受け答え。第66回(1月5日)は出雲大社(島根県出雲市)でロケ。一般参拝客が入れない、本殿を囲む垣根「瑞垣」の内側での撮影が実現。ドキュメンタリーなどで例はあるが、ドラマとしては史上初となった。

 八雲が出雲大社に参拝した初の西洋人になったように、トミーも出雲大社でロケを行った初の外国人俳優に。「ハーンさんにより近づけた感覚になりました」と感慨。祈願したことは?と尋ねると「『ばけばけ』の視聴率が右肩上がりになるように、とお祈りしました。冗談です」と笑いを誘い「いつも通り健康のことや、皆さんに『ばけばけ』を楽しんでもらえるように、とお祈りしました」と振り返った。

 昨年大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」にもゲスト出演。主題歌「笑ったり転んだり」を歌う夫婦デュオ「ハンバート ハンバート」の初出場を髙石と見守った。

 「聴くたびに、僕たち夫婦の関係が深まっています。ハーモニーが最高で、放送で初めて聞いた時には感動のあまり涙が出てしまうほどでした」

 オープニングタイトルバックのトキ&ヘブンの写真も相まって「髙石とトミーが主題歌を歌っているよう」と水を向けると「カラオケで歌いましたが、僕のレンジ(音域)に合っていると思います」。4人組ロックバンド「FranKo」のボーカルとしても活動し、12月に日本ツアーを行うが「(主題歌を)カバーしたいと思っています。(髙石とデュエットは?の質問に)あかりさんのスケジュールが空いていたら、誘ってみます。“行けたら行く”の返事が来るかもしれません(笑)」とリップサービスした。

 朝ドラの“先輩”米女優シャーロット・ケイト・フォックスは、ヒロインを務めた「マッサン」(14年度後期)の後、「べっぴんさん」(16年度後期)「ばけばけ」に出演。朝ドラ“凱旋”について、トミーも「もちろん。(朝ドラに限らず)これからも日本で仕事ができるとうれしいです」と熱望。さらなる活躍が期待される。

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