藤井王将 朝日杯で決勝進出し伊藤2冠と激突 準決勝は佐藤九段に盲点の飛先攻め

[ 2026年2月11日 12:59 ]

第19回朝日杯将棋オープン戦準決勝で佐藤天彦九段(右)と対局した藤井聡太王将※記者撮影
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 将棋の藤井聡太王将(23)=名人など6冠=が11日午前10時、大阪府高槻市「高槻城公園芸術文化劇場」で第19回朝日杯将棋オープン戦準決勝に臨み、佐藤天彦九段(38)に96手で勝利した。振り駒の結果・佐藤が先手になり戦型は相掛かりへ進んだ。

 飛先の歩を切った佐藤が横歩取りのように6筋の横歩も確保した。藤井は代わりに左銀の進出という手得で対抗した。

 右桂を跳ね、角筋を閉ざした佐藤がひねり飛車の陣形を整える。これに44手目、藤井が7筋の歩を突き出し、佐藤の飛先を攻めた。

 相手一番の攻め駒の筋から攻め返す盲点の攻め。以降、佐藤も藤井陣の王頭へ圧力を加える攻め合いへ突入したが、藤井は自陣の安全を見切っていたようだ。

 「こちらの王も薄く、際どいのかなと思った。先手のひねり飛車が安定してしまうと好型になるので、どう反発していくかがポイントだった」。激しい攻防を制し、阿部健治郎七段(36)に91手で勝利した伊藤匠2冠(23)との決勝戦へ進出した。

 藤井は3、4日に東京都立川市で指された第75期王将戦7番勝負(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞)第3局、9日に松山市で指された第51期棋王戦5番勝負第1局に連敗した。冬のダブルタイトル戦は共に黒星先行としたが、ひとまず3連敗を回避した。「(決勝は)しっかり読みを入れて熱戦にできるように頑張りたい」と意気込みを語った。

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