森永康平氏 高市首相は「トランプに似ている」 円安ホクホク発言受け指摘「切り取られやすい立場」

[ 2026年2月3日 15:25 ]

森永康平氏
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 経済アナリスト森永康平氏が3日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に生出演し、高市早苗首相(自民党総裁)の「円安ホクホク発言」について自身の見解を語った。

 高市氏は1月31日、演説会で円安について「円安でもっと助かっているのが外為特会というのがある。これの運用、今ホクホク状態」と述べた。為替相場の安定のため政府が外貨で持っている外国為替資金特別会計でもうかっているとの説明。しかし、輸入品の高騰による物価高など、国民生活にはデメリットが多く、配慮を欠いた発言との指摘がSNS上で上がった。高市氏はその後、SNSで「「為替変動にも強い経済構造を作りたい」との趣旨で申し上げました」と釈明。「一部報道にあるように「円安メリットを強調」した訳ではありません」とした。この発言を「円高容認」とみた2日の為替相場は、一時1ドル=155円台半ばまで円安が進む局面もあった。

 マーケットにも影響を与えたこの発言について、森永氏は「結構余計なことを言ったという認識」と苦言を呈した。一方で、「この発言をもって高市たたきをしている人たちは、切り抜きだなと思うんですよね。この前の段階ではめちゃくちゃまともなことを言ってて」とフォローも入れた。

 「為替の円安とか円高とかって、それぞれメリット、デメリットがあるから、一概にどっちがいいとは言えない。ただいずれにせよ、為替が振れてしまった時に、それで経済が左右されるのはおかしいから、為替にあまり左右されないような日本経済を作っていきたい。そのために必要なのは、国内の投資ですと高市さんは言っている。超まともなんですよ」

 それだけに、「円安ホクホク」の一言が悔やまれるという。「余計な一言はここで、今円安でホクホクですからみたいな。これが本当にいらなかった」と、不用意な発言を指摘した。

 1ドル=160円台まで進んだ円安傾向を受け、1月末にレートチェック(中央銀行による為替水準確認)が行われた結果、150円台まで円高に戻った。しかし、森永氏によると「このいらん発言をしたせいで、155円半ばくらいまでスコーンと円安に戻ってしまった」という。「1円も使わずに、脅しだけで円高に持っていったのに、またいらんことを言ったせいで、また1円も使わずに円安に戻してしまったというのは、事実なんですよ」と指摘した。

 高市氏の発言について、森永氏は「僕から見るとトランプに似てるなって思うんですよ」と見解を語った。トランプ米大統領も、ドル安傾向について「ドルはよくやっている」と発言したことが「ドル安容認」ととらえられ、ドル安がさらに進行。ベッセント財務長官が慌てて火消しに回った。

 高市氏の発言でも、その後に片山さつき財務相が「そういう意図じゃなくてと弁解のツイートしている」といい、「かなり似ている」と類似点を指摘。いずれにせよ、「切り取られやすい立場にある方なので…」と警戒の必要を口にしていた。

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