「“推しててよかった”その言葉が聞きたくて」―クマリデパート・小田アヤネが語る、劣等感と闘い続けた8年間の軌跡

[ 2026年2月3日 20:30 ]

【画像・写真3枚目】クマリデパート・小田アヤネ、ファンと紡いだ8年目の“かわいい革命”――新曲「クマった!釣られちゃった♡」に込めた想い(撮影・葵ミヅキ)
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 「世界のこころのデパート」をコンセプトに、笑顔と幸せを届ける6人組アイドルグループ「クマリデパート」。その情熱を体現する赤色担当が、キャリア8年目の小田アヤネだ。東京・越中島のスポーツニッポン新聞社で明かしたのは、華やかなステージの裏にあった劣等感との闘い、そしてファンへの揺るぎない誓いだった。(「推し面」取材班)

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 小学生の頃に夢見たアイドルの姿。アニメ「きらりん☆レボリューション」に憧れた少女は、高校生になり「やっぱり楽しいことがしたい」とオーディションの扉を叩いた。しかし、夢の始まりは決して順風満帆ではなかった。初ステージの記憶は、緊張でほとんど夢の中。覚えているのは、手から滑り落ち、コロコロと転がっていくマイクを必死で追いかけた自分の姿だ。「よくあれから今になったねって、笑い話にできるようになってよかったです」。そう言って懐かしそうに目を細める。

 笑い話になるまでには、長い葛藤の日々があった。グループの「赤色」を託されながらも、「自分の個性って何だろう」と深く悩み込んだ。同期で加入した楓フウカは、当時から歌もダンスも巧みにこなす才能の持ち主。一方の自分は、どちらも得意ではなかった。どうしたら自分の魅力を出せるのか。焦りと劣等感が心を蝕んでいく。

 その迷いを打ち破ったのは、振付師がくれた言葉だった。「小田はもっと出せるものがあるよ」。その一言が、固く閉ざされていた心の殻に、光を差し込んだ。自分を信じてくれる人がいる。その事実が、小田を前へと突き動かした。がむしゃらに、ただ全力でパフォーマンスを続ける。その姿はいつしかファンの目に留まり、そのダンスは「小田ンス」という愛称で呼ばれるようになった。

 「全力でやることを続けていたら、いつの間にか“熱い女”になっていて」。誰かを真似るのではなく、自分にできることのすべてをステージに捧げる。そのひたむきさが、「情熱」という武器になった。

 活動の支えは、ファンから贈られる「推しててよかった」という言葉だ。「その言葉が聞けると、とっても嬉しいし、頑張ろうって思えます」。

 将来の夢を問うと、迷いなくこう答えた。「『幸せ』を体現する存在になりたいんです」。幸せを届ければ、ファンの笑顔が幸せにしてくれる。その「幸せの循環」を続けていくこと。それが、目指すアイドルの理想像だ。

 「推しててよかった」。その一言を未来で何度も聞くために、今日もステージの上で、誰よりも熱く、情熱の赤を燃やし続ける。

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