山之内すず 本当の笑顔は「この2、3年」最近が「いちばん理想的」 自分と向き合い広がった可能性

[ 2025年12月30日 20:00 ]

フォトセッションで“いちばん理想的”な笑顔を浮かべる山之内すず(撮影・小渕 日向子)
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 トレードマークの明るい笑顔で多くのファンの心をつかんでいるタレント・山之内すず(24)。ただ、すぐにこの笑顔にたどり着いたわけではない。「最近の笑顔が、いちばん自分の中でも理想的」と声を弾ませるまでに至った、これまでの道のりや思いを聞いてみた。(小渕 日向子)

 カットモデルを務めた写真をインスタグラムに投稿したことがきっかけで、芸能界入り。高校2年でデビューして今年で6年が経った。最近では、テレビ東京「東京GOOD!TREASUAREMAP」や関西テレビ「よ~いドン!」にレギュラー出演。TBS「ひるおび」、「アッコにおまかせ!」、フジテレビ「Mr.サンデー」などの報道・情報番組のコメンテーター、NHK「激突メシあがれ~自作グルメ頂上決戦~」のほか、バラエティー、CMも含め、多岐にわたり活躍中だ。

 10代のころは「ティーンのカリスマ」として幅広いジャンルで引っ張りだこ。2019年、18歳で地元・神戸から上京。AbemaTVの恋愛リアリティー番組「白雪とオオカミくんには騙されない」に出演すると、若い世代を中心に支持を得た。天真爛漫で飾らない性格、ファンからのDMひとつひとつに目を通して親身に寄り添う姿勢などが多くの人の心をつかんだ。ここまで順風満帆に見える道のりだが、自らの心と向き合う日々があった。「自分の中でちょっとしんどいなと思うことがあったとしても、楽しいから笑う、笑うから楽しくなるっていうのってほんまにあるんやなって、本心で思えるようになったのは、この2、3年」だと告白。かつて“すずは笑顔でいなければならない”という、一種の“縛り”のようなものを感じ「心の底からの笑顔なのかって言われると、そうじゃない期間もあった」と明かした。

 「笑顔を褒めていただくこと凄く多いけど、自分の中で“ホンマはこんな気持ちもあんねん”みたいな部分があった。もちろん、しんどいときでも笑顔でいることはできる」と振り返る。「関西の明るく元気な子」という周囲からのイメージと本来の自分のギャップに戸惑いを感じていたようだ。

 答えが見つからない日々。そんな時には「すずちゃん、自分のこと大好きやん」という友人の言葉にも「好きなわけないやん。自分のことが受け入れられないし、周りのことも受け入れられないから今、こうなっているのに、なんでそんなこと言うの」と素直に耳を傾けられなかったという。

 ただ、時間をかけて考えることで出口が見えてきた。東京の生活に慣れ、心にも余裕を感じるようになった時「ずっと同じことで悩んでいるのって、結局、自分のこと大好きやからかな」「悩んでてもしゃあないな」「このままやったら人生おもんないな」と思いが変化。そして「自分の居場所を新たに見つけて、応援してくれる人達がいて、自分で自分の生活を支えていけてる。これって、わりと恵まれてるな、幸せやな」と“自分を好きな自分”をようやく受け入れられた瞬間から肩の力が抜けた。

 ちょうど、そのころは20代に入るタイミング。本格的に演技にも挑戦したり、新たに料理や編み物などの趣味も増えたりしたことで、仕事の幅もますます広がった。

 「自分が笑顔でいることで周りを笑顔にできるなんて、タレントとしてこんなにありがたいことはないと思っています。いろんな“山之内すず”が、ファンの皆さんの中に存在してくれたら、それでええかな」

 時間をかけ、自身を受け入れたからこそ仕事の楽しさを体現できる。たどり着いた晴れやかなその笑顔。感謝の気持ちを胸に、明るい輪を広げ続ける。

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