尾上菊五郎、前日火事で急逝の片岡亀蔵さんへ感謝 「亀蔵さんの遺志、気持ちを我々歌舞伎役者が大事に」

[ 2025年11月25日 16:01 ]

京都・八坂神社の舞殿で奉納舞「七福神」を披露した八代目尾上菊五郎
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 歌舞伎俳優の八代目尾上菊五郎(48)、六代目尾上菊之助(11)親子が25日、京都・八坂神社で来月1日に京都南座で開幕する「當る午歳 吉例顔見世興行」への成功祈願を行った。

 取材会では、前日24日に東京都内で起こった火事のため急逝した片岡亀蔵さん(享年64)への思いも語った。亀蔵さんは同興行にも「俊寛」の瀬尾太郎兼康役、「弁天娘女男白浪」で狼の悪次郎役で出演することになっていた。

 菊五郎は、亀蔵さん最後の舞台となった愛知・御園座「吉例顔見世」での「鼠小僧次郎吉」で親子役として共演したことに触れ「口上も述べて頂いて最後、鼠小僧で私のおとっちゃんの役でお白洲で最後に鼠小僧(菊五郎)と交わす言葉が“これがこの世のお顔の見納め”ってセリフを2人で分け合って亀蔵さんが引っ込んでいかれるんですけど、まさかそれが、本当に現実になってしまうとは思ってもみませんでした」と言葉を絞り出した。

 さらに「亀蔵さんが残してくださったその舞台に対する真摯(しんし)な思いをわれわれも見習って、これからも精進していきたいと思っております」と思いを口にし「亀蔵さんの遺志、そして気持ちというのを我々歌舞伎役者が大事にして、ひとつひとつの舞台をすることで亀蔵さんも見守ってくださると思うので、その気持ちを大事に前に進んで参りたい」と決意を新たにし、今後の精進を誓った。

 公演は「醍醐の花見」「一條大蔵譚」「玉兎」「鷺娘」「平家女護島(俊寛)」(昼の部)、「寿曽我対面」「口上」「弁天娘女男白浪」「三人形」(夜の部)で12月1~25日。

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