流行語大賞ノミネート30発表 ミャクミャク、国宝、古古古米、働いて働いて… スポーツは5年ぶりゼロ

[ 2025年11月5日 14:00 ]

ミャクミャク
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 現代用語の基礎知識選「2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」のノミネート語30が5日、発表された。大阪・関西万博の公式キャラクターとして流行した「ミャクミャク」などがノミネートされた。トップテンは来月1日に発表される。

 4月から10月に開催された大阪・関西万博には、2005年の愛知万博を上回る2500万人以上が来場する盛況ぶり。「ミャクミャク」は大阪・関西万博の“顔”として、個性的なルックスと愛くるしいキャラクターで大ブレイクした。関連グッズの売上が大きく後押しし、運営収支は最大280億円の黒字の見込みとなった。

 俳優の吉沢亮が主演を務めた映画「国宝」は、興行収入が166億円を突破する歴史的ヒットを記録した。上映時間が約3時間の作品ながら、「国宝観た?」が随所で飛び交うほど話題になった。

 政治や社会に関連したワードが多いのが今年の特色。高市早苗内閣が発足し、憲政史上初の「女性首相」が誕生。高市氏が自民党総裁選の勝利演説で表明した「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」という決意には賛否の声が上がった。また、コメ価格の高騰によって、政府が備蓄米を放出し、、安価なコメを買い求める行列が各地で発生。「古古古米」などの呼び名も注目された。国際情勢では、アメリカのトランプ大統領が発表した関税引き上げ政策「トランプ関税」によって、世界経済に波紋が広がった。

 若者を中心とした流行として、5人組ボーカルダンスユニット「M!LK」の楽曲「イイじゃん」のフレーズ「ビジュイイじゃん」、うさぎのような大きな耳とギザギザの歯が特徴のキャラクター「ラブブ」などが選ばれた。

 昨年は「50―50」、23年は「アレ(A.R.E)」など例年スポーツ界からのノミネートが目立つが、今年はスポーツ界からのノミネートはゼロだった。スポーツ界からのノミネートがないのは、新型コロナウイルスの流行によって世界的にスポーツイベントが中止・縮小された2020年以来、5年ぶりとなる。

 事務局は今年の傾向について、「前半は新語・流行語が少なかったと言えるが、トランプ大統領の再登場で関税関連、その後、米、物価高、異常気象、首相首班指名等で数多くの言葉が生まれた。それらの言葉は来年にもつながるものだろう(例えば、クマ被害、気象、高市首相関連等)。また、ピンポイントで盛り上がった言葉(ミャクミャク、国宝、古古古米等)に勢いがあった」と記した。5年ぶりのスポーツ界からのノミネートなし。「本年度はスポーツ関連の言葉が少ない珍しい年でもある。分断が叫ばれる昨今、政治のエンタメ化も進み、ネットとオールドメディアの岐路ともいえる年ではないだろうか」とした。

 選考委員は講談師の神田伯山、漫画家でコラムニストの辛酸なめ子氏、お笑い芸人のパトリック・ハーラン、俳優でエッセイスト・富山県立高志の国文学館館長の室井滋、漫画家のやくみつる氏、 「現代用語の基礎知識」編集長の大塚陽子氏が務めた。

▽ノミネート語30リスト(50音順)
エッホエッホ
オールドメディア
おてつたび
オンカジ
企業風土
教皇選挙
緊急銃猟/クマ被害
国宝(観た)
古古古米
7月5日
戦後80年/昭和100年
卒業証書19.2秒
チャッピー
チョコミントよりもあ・な・た
トランプ関税
長袖をください
二季
ぬい活
働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相
ビジュイイじゃん
ひょうろく
物価高
フリーランス保護法
平成女児
ほいたらね
麻辣湯
ミャクミャク
薬膳
ラブブ
リカバリーウェア

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