吉田羊が映画『遠い山なみの光』公開記念舞台あいさつ 海外ロケの不安を吹き飛ばした思い出明かす

[ 2025年9月6日 17:22 ]

登壇した吉田羊(撮影・小渕 日向子)
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 女優の吉田羊が6日に都内で行われた映画「『遠い山なみの光』公開記念舞台あいさつ」に出席。不安を感じていた海外ロケで忘れられない思い出を明かした。

 同作はノーベル文学賞作家であるカズオ・イシグロ氏の同名小説が原作。1950年代の長崎と1980年代の英国を舞台に、まだ過去にしきれない「傷跡」と、未来を夢見る圧倒的な「生」のパワーが渦巻いていた時代を生き抜いた女性たちの姿を描く。「第78回カンヌ国際映画祭」の「ある視点」部門に正式出品された。

 1980年代の英国で暮らす悦子を演じた吉田。「1ヶ月ぐらいイギリスに撮影に行かせていただいたんですけども、水が基本硬水なので、毎日シャワー浴びるだけで髪がバサバサになり、パン食なので肌も乾燥しますし…」普段とは異なる環境に不安を感じていたようだ。

 吉田には英国ロケで忘れられない思い出がある。撮影休みにアンティークショップを訪問し、2つのデキャンタを購入したという。滞在していた部屋で「せっかくだから花を挿して、眺めながら毎日過ごそう」と思い立ち「まず、中まで洗って乾かして置いといた」が、別室で用事を済ましていると「後ろでゴロゴロゴロゴロ、ガシャーンて聞こえて行ったら、(デキャンタが)粉々に割れてたんです」と悲しげな表情を浮かべた。

 「よもや割れるとは思ってないから写真1枚も撮ってなくて、割れた写真を撮りました」とおどけながらも、海外ロケの不安を抱えていた吉田は「それを見た瞬間にパって楽になったんです。だから、あの子が私の不安を全部持ってってくれたんだなって思いました」と晴れやかな表情。「でも、とっても素敵だったので悲しいです」と笑った。

 この日、二階堂ふみ演じる佐知子の娘・万里子を演じた鈴木碧桜が公開を祝う花束を持って登場。笑顔で花束を受け取った吉田は「良い意味ですごくナチュラルなたたずまいで、将来が楽しみな女優さんだなと思いました」と印象を語った。

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