高橋尚子さん 五輪最終選考の直前に知った“前線基地”の存在「一番重いプレッシャーを…」

[ 2025年9月6日 22:55 ]

高橋尚子さん
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 シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん(53)が、6日放送のTBS系「ジョブチューンSP」(後7・25)に出演し、本番直前のエピソードを語った。

 番組では「世界一のアスリート大集合」と称し、五輪や世界大会で頂点に立ったアスリートたちが、頂点に立つために自らに課していた驚きのルールや知られざる裏事情を告白した。高橋さんはシドニーでシモン(ルーマニア)との一騎打ちを制し、日本女子陸上界で初の五輪金メダルに輝いた。

 高橋さんといえば、陸上界の名物指導者として知られた故・小出義雄さんとの師弟関係でも知られた。実は五輪の1年前、小出さんは高橋さんに内緒で五輪対策を仕込んでいたという。

 高橋さんは「“30キロ以降に絶対勝負どころがあるから”って、監督が32キロ付近に家を借りてくれたんです。コンドミニアムだったんですけど」と説明。一同が驚きの声を上げた。

 しかし、借りたのは本番の1年前。まだ五輪代表権さえ手にしていなかったころだ。高橋さんは「そこが問題だったんですよ」とつぶやいた。

 本来は前年に行われる世界選手権で優勝し、五輪へ向かう青写真だったが、ケガのため大会棄権を余儀なくされた。残された選考レースは3つで、そのうち2人しか選ばれないというがけっぷちの状況。高橋さんは「でも小出監督は世界陸上が終わった後、すぐにシドニーに行って、部屋を借りてきたらしいんですね」と説明した。

 高橋さんがその“前線基地”の存在を知ったのは、最終選考レースの直前だったという。「最終選考の2、3週間前に“あのさあ、もうシドニーオリンピックのコースのところに家、借りてきたんだよね”って。一番身内っていうか、近い人に一番重いプレッシャーをかけられたと思って」。スタジオは笑いに包まれた。

 とはいえ、高橋さんは無事に出場権を獲得し、五輪本番での快挙を達成。「試合前の朝練習はずっとコースを走れたので、あのへんの地形は全部、頭に入っていたことが、やっぱり良かったかなって」と、小出さんの作戦に感謝していた。

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