山田裕貴 父の死去についてラジオで思い語る 感謝も「もっとしゃべりたかったな…」

[ 2025年9月2日 06:07 ]

山田裕貴
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 俳優の山田裕貴(34)が1日深夜、パーソナリティーを務めるニッポン放送「山田裕貴のオールナイトニッポン」(月曜深夜1・00)に出演。8月26日に、父でプロ野球中日、広島で活躍した山田和利(やまだ・かずとし)さんが亡くなったことを公表して以降初の放送で、自らの口で思いを語った。

 昨年8月には、パーソナリティーを務めるニッポン放送「山田裕貴のオールナイトニッポン」(月曜深夜1・00)に家族が生出演していたこともあり、リスナーに向けて「8月16日の深夜ですね、山田和利が亡くなりまして、永眠致しました。父がその日に亡くなっちゃいまして」と報告。

 和利さんががんになったということは「本当に限られた少数の人にしか言ってなかった」という。だが「父親は中日ドラゴンズと広島カープに所属していたこともあったプロ野球選手だったこともありまして、親父は誰にもあいさつしないまま、逝っていいものなのか、と。結果そうなっちゃたんですけど、これは僕は家族として、球団関係者の皆さまや、OBの皆さまや、父を応援してくれたファンの皆さまにも、あいさつをせなあかんと。亡くなってからの報告にはなっちゃったけども、こういう理由で、ということをちゃんと伝えな、と思ってSNSには書かせてもらったんですけど」と、26日、自身のSNSを更新し、父で元中日の山田和利さんが亡くなったことを報告した理由を明かした。

 「父も本当に限られた数人の人ににか言ってなかったぽくて。本当にいろんな球団の方からとか、それこそ山本昌さんもXでポストしてくださってました。同期だったので、寮も同じだったっていうことで。こういう人たちに親父は言わなくて良かったのか、という。もちろん相談するのも難しいけど、本人の気持ちはね。だけどこれはごあいさつせなあかん、ということで、そういうふうに発表させてもらった。本当なら発表しなくてもいいんだけど、皆さまへの感謝と、こういう発表になってしまったことのおわび。リスナーの皆さんへも。山田家のオールナイトニッポンを聞いてくださったみなさんへも、こんなご報告になってすみませんというおわびとともに」と思いを語った。

 また、山田は21年に「日経トレンディ」が選ぶ「今年の顔」に選ばれたが、その授賞式の日に和利さんから「こんな日に、おまえが『今年の顔』なんか取った日にこんな報告で申し訳ないんだが、プロ野球の世界を退かなきゃいけなくなった」と連絡が来たという。山田は「そうだよな、そうだった、そうだった、この世界はそういう厳しい世界だったと。プロ野球の世界はそういう世界だった」と思い、「なんかその日に、オレが頑張っていかなきゃいかんな、みたいな、託された感が凄いあったんですよ。親父は不本意だったと思うけど、その日にすごい、オレ、ヤバイ、頑張んないと、って思ったんですよね」と振り返った。

 和利さんががんの告知を受けたのはその後。「肩の荷がおりたのか、初めて病院にちゃんと検査しにったら、がんが見つかってってことで。その時に余命半年か1年と言われてたんですよ。だから、そこから4年、本当によく頑張ったと思うんですよ」と語った。「僕も4回ぐらい覚悟させられていたんですよ。1回は本当に余命半年か1年となったから、男2人で、どこか行った帰りに車の中で“こういう状況だから、おかんのこと頼むな”みたいな。そこからもう1回、今度は電話で。覚悟は、なんとなく何回かできて、自分の中ではしっかりしてたと思ってたんですけど。だから、本当にこんなこといっちゃあれですけど、思い出を作りたかったんです、僕はこのラジオで」と、家族が出演したことの真意を明かした。

 山田は「野球やめて、それでも働いていたんですよ。配送業みたいなのやって。休めよって言っても、マジ休まないんです」と言い、ラジオの放送にも「親父は来てくれるかな、みたいな。病気のこともあるし。そういうのでしゃべりたがらない親父だったんですけど、ものの見事にちゃんとおしゃべりしていましたね」と笑い「これは物凄い思い出になりました。リスナーのみなさん、本当に感謝しています。一生忘れないし、あそこから、会話が増えたんですよ。マジで本当に感謝しています。やらせてくれて」と感謝した。

 亡くなる5日前に、妻・西野七瀬とともに実家に行き、和利さんとも会って話したと言い、家族と話している山田の姿を「目に焼き付けるように見ていた」と言う。「めっちゃ、最期の顔していた。それがスッゲエ嫌で。心の中で、そんな顔するなよ」と思い「またな。まただからな」と声を掛けて東京に戻ったという。その5日後、家族が皆そろうのを待っていたかのように、和利さんは息を引き取った。

 山田は「今僕が思う、率直な感想は、多分これは親がいつ死んでもそう思うんだろうなっていう。もっとしゃべりたかったな…なんです。聞いているまだ学生の子たち、まだ大丈夫と思っている人とかいたら、いっぱいしゃべってあげてください。絶対いつか後悔します。今のうちに、しゃべられる人とは本当にしゃべっておいたほうがいいと思います。僕は今そう思っています」とリスナー呼びかけ「俺は、親父には感謝だし、厳しく育ててもらったので、厳しい世界でもやっていけるんだなっていうのをなんとなく背負ってます」と語った。

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