木村女流初段 JKが関西女流新鋭戦の第1回優勝者 制服姿で16人のトーナメント制す

[ 2025年8月31日 19:35 ]

トーヨーカネツ杯第1回関西女流新鋭戦で優勝した木村朱里女流初段(左)と準優勝した岩佐美帆子女流1級
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 将棋のトーヨーカネツ杯第1回関西女流新鋭戦の準決勝、決勝が31日、和歌山県有田市の旅館「橘家」であり、木村朱里女流初段(17)と岩佐美帆子女流1級(20)による決勝は、後手・木村が128手で勝利した。木村は滋賀県の光泉カトリック高2年生。関西本部所属で初段以下の女流棋士と女流研修会員16人によるトーナメントを制し、「この大きな結果を励みに、女流棋戦で勝ち上がっていきたい」と前を向いた。

 「普段は緊張せず対局に臨めるのに、準決勝の直前から手足が震えた」

 終局後の取材にそう告白した。女流タイトル戦で記録係を務めた経験はあるそうだが、女流タイトル戦を思わせる盛大な前夜祭、そしてこの日と時間を経るにつれ、高ぶりを感じたという。

 それでも制服姿で盤へ向かうと「いつも通り。着慣れているし、指しやすい」と落ち着きを取り戻した。10手目、松下舞琳女流初段(18)との準決勝でも用いた三間飛車を採用。岩佐は穴熊、木村はミレニアム囲いの堅陣を敷き合い56手目、9筋の端歩突きから角に金銀4枚に守られた岩佐王へ挑みかかった。

 解説で訪れた、同じ振り飛車党の久保利明九段が「ミレニアム囲い(の戦い)に慣れている。桂の使い方がうまいですね」と評価した端攻めから快勝。非公式戦とはいえ、初優勝の喜びを報告したい相手として、「普段からLINE(ライン)をしてくれる師匠に。技術的、精神的に支えてもらっている」と小林健二九段、そして家族を挙げた。

 当面の目標は「20代前半までのタイトル挑戦」とした。女流棋界は福間香奈女流6冠と西山朋佳女流2冠の2トップ態勢が続く。高校2年の夏休みといえば、卒業後の進学先も含む進路を定める時期。「(卒業後は)将棋1本で頑張りたい。今の実力では足りてない」。初優勝をタイトル戦でのリーグ入り、本戦入りの弾みとしたい。

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