【べらぼう 大河絵(べらぼう絵)】第30話 ほら、歌麿が巣立つ時が来た!治済の“妖怪ダンス”はホラ…

[ 2025年8月17日 20:45 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「べらぼう」大河絵第30話 ほら、歌麿が巣立つ時が来た!治済の“妖怪ダンス”はホラ…
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 俳優の横浜流星(28)が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜後8・00)の第31話「我が名は天」が17日に放送された。前話は放送後に「ホラー回」と話題に。最後のシーンで一橋治済(生田斗真)が降りしきる雨の中で“妖怪ダンス”を見せ背筋が凍った。一つの時代が終わり、新たな世界の幕開けはホラ…すぐそこまで――。

 前回の第30話は「人まね歌麿」。蔦重(横浜流星)は歌磨(染谷将太)に自分ならではの絵を求めるが、歌麿は描き方に苦しむ。定信(井上祐貴)は、治済から公儀の政に参画しないかと誘われ…という展開だった。

 蔦重とともに過ごし、どれだけ絵師として求められ、家族として扱われても消えない歌磨の壮絶な過去。誰袖の仇討ちとして考案した黄表紙「江戸生艶気樺焼」が売れに売れ、江戸を黄表紙本が席巻し「人まね歌麿」ではなく「オリジナル歌麿」の新たな挑戦プランに蔦重が「時が来たか」と胸を躍らせても“トラウマ”は消えなかった。

 蔦重も悩みながらも選んだ枕絵の道。過去の“亡霊”に悩まされながらも前に進もうとする歌麿だったが、母(向里祐香)とその情夫が枕絵を描くたびに“出現”するという幻覚に追い詰められる。

 そんな歌麿を救い出したのは鳥山石燕(片岡鶴太郎)だった。ホラー絵(妖怪画)の巨匠は、幼少期に体を売り、母から虐待を受けていた歌麿に描くことの楽しさを教えてくれた師。自分を覚えてくれていた――。凄惨な過去の中で唯一楽しかった思い出を覚えてくれていたことを知り、過去を認められた気持ちになった歌麿は驚きとともに救われた気持ちが心を温かくした。

 三つ目=普通の人には見えないものが見える第三の目、心の目…。歌麿が蔦重から巣立つ「時が来た」のだった。

 一方、幕府内では田沼意次(渡辺謙)の勝負手「貸金会所令」が家治(眞島秀和)のお墨付きをもらいながらも世間の猛反対を受ける。そこに襲来したのは「水害」を巻き起こす大雨、嵐…。

 ずぶ濡れの治済が、不気味に踊る。

 「時が…来たっ!」

 蔦重の、歌麿の、意次の、治済の…そして時代が動く「時が来た」今ドラマの大きな転機に“ブルブル”震え鳥肌が立った編集オジサン2人を見て石井さんがニヤリ。再び石井さんが描き出す“闇絵”の時が来た――。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)から始まり4年目。

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